女性の一人暮らしにおける防犯

一人暮らしをする女性の方は、性犯罪・強制わいせつの被害に合わない為にもいっそう注意をしなければなりません。大阪府警察による全国の女性に対する強制わいせつデータによると、45%は道路上・18%はマンション・共同住宅内となっています。道路上は誰が歩いていても不審ではなく、逃げ道・待ち伏せ・隠れ場所も確保しやすいのです。またマンションも最近では1人暮らし用の建物が増え、住人の入退去も多く同じ建物内に誰が住んでいるか把握していない事が現実で、住居人以外が建物にいても不審だと思われにくいのです。まずは帰り道によく後ろを振り返り跡をつけられていないかを確認しましょう。またマンションのエントランス錠を開ける前、郵便受けを開ける前、エレベーターに乗る前、玄関の鍵を開ける前に後ろを確かめてください。被害の多くは隙の出来る後ろ側から襲われるケースが多いため、不審者がいる場合はすぐに110番してください。エレベーターに同乗者がいる場合は相手に背中を見せないようにし、警戒心をアピールします。また表札に名前は表記せず、カーテンもピンク色や花柄、窓際にぬいぐるみやキャラクターものを置かないようにし、洗濯物は見えない場所や男性のものを混ぜるなど、ほか玄関には男性用の靴を置くことで一人暮らしであることを外側から見破られないようにします。来客・訪問客が来ても玄関の鍵をすぐに開けないようにして下さい。宅配便業者を装う場合があるので、送り主・宛先の確認・社員証の提示を求めてもかまいません。ドアに引っかけるタイプのドアモニターを取り付けることをお勧めします。